高野歯科医院は CT・ 顕微鏡 ・セファロ 、3Dスキャナー・レーザー 設備有.小児のう蝕予防・咬合育成・予防矯正・小児矯正・成人矯正・う蝕・歯周病・顎関節症・インプラント・口臭などを7名の常勤歯科衛生士と2名の常勤歯科医師などで加療させて頂いております。
正常閉口
正常開口
正常閉口
正常な顎関節
音閉口
音開口
開口障害
音閉口
顎関節の異常
1.音が鳴る場合
2.口があかない場合
顎関節症
症状
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あごが痛む(顎関節痛・咀嚼筋痛)
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口が開かない(開口障害)
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あごを動かすと音がする(顎関節雑音)
の3つです。
そのため、硬い食べ物が噛めない、大きな食べ物が食べにくい、また、あごの音が煩わしいなどの症状が現れることがあります。
治療法
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生活指導
顎関節症は、日常生活における行動や癖が症状と関係している場合がありますので、ご自身で気をつける事で症状が軽くなる場合があります。
具体的には、「顎関節や咀嚼筋への負担を減らすため、硬い食品や長時間の咀嚼は避ける、頬杖をやめることや猫背などの姿勢をよくする、また、仕事中や休息時に上下の歯が接触していることに気付いたら歯を離すようにする(※1)、そして、特に強い心理的な緊張を感じる環境があれば、それを改善し避ける」などです。
※1自己暗示療法
歯列接触癖Tooth Contact Habitを自覚し改善する為のTCHシールを活用します。
パソコンや台所など日常生活で噛みしめる場所で目に付くところに貼っていただきます。
2.理学療法(医療者が行うものと患者さん自身が行うものに分けられます。)
a)物理療法
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手指による筋肉のマッサージ、
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ホットパックなどによる温罨法、
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低周波治療による筋肉への電気刺激、
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鎮痛を目的としたレーザー照射等
b)運動療法
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筋肉や靭帯などの柔軟性や伸張性を改善するストレッチ
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関節へ直接アプローチして顎関節の動きを良くして開口量を増加させる下顎可動化訓練
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疲れやすい筋肉を鍛えて耐久性を向上させる筋力増強訓練などがあります。
3.薬物療法
顎関節や咀嚼筋の痛みに対して、消炎鎮痛薬を用います。基本的には決まった時間に、決まった期間服用します。症状に応じて、薬の種類や服用方法を調整します。
4.アプライアンス療法(いわゆるマウスピースやスプリントと呼ばれるものによる治療)
最も一般的なスタビリゼーション型アプライアンスは、上顎または下顎の全歯列を覆うもので、睡眠時のはぎしりやくいしばり(睡眠時ブラキシズム)時の咀嚼筋の緊張の緩和や、顎関節部への負荷の軽減を目的としています。